MEIKAI’S
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歯科医師然と患者を治療する学生に驚き
留学先:テキサス大学サンアントニオ校
明海大学歯学部の「交換研修プログラム」では、本学学生の海外派遣や海外協定校からの研修生受け入れにより、学生同士の活発な交流が行われており、全国の歯学部でも本学のみの特長ある制度となっています。渡航費、授業料、宿泊費など、研修に係る費用はすべて大学が負担しているため、学生は費用の心配をせずに海外での研修に打ち込めます。
Q 海外研修に参加した理由は?
海外で歯科医療を学ぶ学生と接する機会というのはとても貴重で、日本との違いについても興味がありました。また、同じ研修に参加した先輩がそのあとも現地の学生と連絡を取り合っているのをみて魅力的に感じました。
Q テキサス大学では、どんなことをどのように学びましたか?
日米の歯科医療や、歯学部での学びに大きな違いがあることを体験できました。
まず、アメリカでは歯学部ではない4年制の大学を卒業してからでないと、歯学部には入学できないこと。歯学部は4年制であること。4年生は日本での5年生のように病院実習を行いますが、ドクターのアシスタントという形ではなく、学生自身がドクターとして医療面接、治療計画、治療、薬の処方など、すべてを自分達で行っているということ。教卓は教室の前ではなく中央にあり、周りを生徒が囲む形で授業をすること。
など、挙げればキリがなく、すべてが新鮮で学ぶことが楽しかったです。
Q 滞在先では、どのような交流がありましたか?
現地の学生とは、ご飯を一緒に食べ、移動のバスの中ではお互いの家族、友達、恋人について、自分の好きなもの、好きなことなど、様々なことを話しました。もちろん歯科についての話もしました。何科に興味があるのか、これまでどんな実習をしてきたか、など共通の話題は尽きなかったです。
日常会話よりも、歯科についての会話の方が伝わりやすかったことに驚きました。器具や材料の名前などが英語と日本語で同じものがたくさんあり、話していてとても楽しかったです。引率してくれたテキサス大学の先生もとても優しく、勉強と生活の両面でお世話になりました。